LINEは、今やどの世代にとっても欠かせないコミュニケーションツール。
家族との連絡、友人とのやりとり、仕事のやり取りまで――その使い方は人それぞれです。
でも、ここ数年「おじさんLINE」「おばさんLINE」という言葉を耳にしたことはありませんか?
ちょっとした言葉づかいやスタンプ選びで、無意識のうちに“年齢を感じるメッセージ”を送ってしまっているかもしれません。
少し前に話題になったブームも落ち着きましたが、実は今も「ちょっと古く感じるLINE」は残っています。
今回は、そんな“おじさん・おばさんLINE”の特徴と、若い世代とのLINEギャップをやわらげるコツを紹介します。
そもそも「おじさん・おばさんLINE」とは?
「おじさんLINE」や「おばさんLINE」とは、簡単に言えば“中年世代が若者に送る、少しズレたLINE”のこと。
語尾の使い方や絵文字の多さ、スタンプのチョイスなどに「昭和感」「距離の近さ」「テンションの高さ」が感じられ、
若い世代からは「ちょっと重い」「テンションが違う」と思われてしまうことがあるのです。
かつてSNSやネット記事でも「おじさんLINE診断」などが話題になりました。
一時期よりは減ってきたものの、今でも現役でやってしまっている人は少なくありません。
悪気がないのに「ちょっと引かれている」――それが、おじさん・おばさんLINEの厄介なところです。
よくある“おじさん・おばさんLINE”の特徴
- やたらと絵文字や顔文字が多い(例:😊✨🎵)
- 文末に「♪」「笑」「!」「☆」を多用する
- 妙にテンションが高い(例:「今日は元気かな!?」「おつかれちゃ~ん😆✨」)
- スタンプを連打する・大きいスタンプを多用する
- 返信が来ていないのに連投してしまう
- “昭和的ノリ”の言い回し(例:「バッチリだね!」「イケてるじゃん!」)
- LINEで長文を送ってしまう
- ハートマークを多用(特に異性間)
もちろん、これらの行動自体が「悪い」わけではありません。
ただ、若い世代のLINE文化とはテンポや表現方法が少し違うため、“温度差”を感じやすいのです。
今どきの若い子のLINEはどう違う?
若い世代――特に10代~20代前半のLINEには、いくつかの特徴があります。
- 短文・簡潔・テンポ重視
- スタンプよりリアクション(絵文字1個で完結)
- 絵文字や記号は控えめ(「!」を1つだけなど)
- 返事のスピードよりも「温度感」を大切にする
- グループLINEでは発言よりも“既読をつける”ことがマナー
たとえば、
「了解しました!よろしくお願いします😊✨」
というメッセージを送ると、
若い子は「元気すぎて、ちょっと距離感あるな…」と感じることがあります。
彼らの感覚では、
「了解です」
「お願いします」
とシンプルに言い切る方が“自然でスマート”。
決して冷たいわけではなく、“省エネで心地いい距離感”が今のスタンダードなのです。
でも実は…若い子も「そっけない」と思われて悩んでいる!?
一方で、若い世代の短文LINEに「冷たく感じる」「機嫌悪いのかな?」と戸惑う大人も多いようです。
これはどちらが悪いという話ではなく、“コミュニケーションの文化差”なのです。
若い子の中にも、
「大人の人にスタンプなしで返すと失礼かな?」
「そっけなく見えないか心配」
と感じる人もいます。
つまり、お互いに“相手を思っているのに、表現方法が違うだけ”。
このギャップを知っておくだけで、LINEでの行き違いはぐっと減ります。
おじさん・おばさんLINEを卒業するポイント
では、実際にどんな点に気をつければいいのでしょうか。
無理に若者っぽくする必要はありませんが、「自然で心地いいLINE」を心がけると印象が良くなります。
1. 絵文字・スタンプは“ひとつだけ”がちょうどいい
絵文字やスタンプをたくさん使うと、にぎやかですが圧を感じることも。
特に若い世代は「1メッセージ=1絵文字」くらいのシンプルさが心地よいと感じます。
→ 例:「ありがとう😊」「了解👍」など、ひとつだけでOK。
2. 長文よりもテンポ重視
あいさつや前置きを長くするより、要件を短くまとめる方が伝わります。
「こんばんは。昨日の件だけど~」より、「昨日の件だけど、〇〇でOK?」のようにサクッと。
長文にしたい場合は、改行で読みやすく整えるのも大切です。
3. 語尾の「!」や「笑」は連発しない
「!」を2つ以上使う、「笑」を毎回つける――これも“テンション高め”と感じられがち。
「!」は1回まで、「笑」は時々使う程度にとどめましょう。
4. 不必要なハートは避ける
ハートマークは若い世代でも使いますが、同性同士や恋人関係など、かなり限定的。
ビジネスや学校関係、親しい間柄でも「ハート多用」は誤解を招くこともあります。
5. 相手のテンポに合わせる
LINEのやりとりは“キャッチボール”。
相手が短文ならこちらも短文で返す、スタンプが多いなら合わせる――
相手のペースを見ながら「同じ温度感」でやりとりするのがコツです。
6. スタンプ連打は控えめに
面白いスタンプを見つけるとつい連投したくなりますが、
相手が反応に困ることもあります。
「ありがとう」や「了解」の一言スタンプをワンポイントで使うと好印象です。
“気配り上手なLINE”は年齢関係なく素敵
結局のところ、「おじさんLINE」「おばさんLINE」と言われるのは、見た目の問題だけではありません。
相手との距離感を考えず、一方的なテンションで送ってしまう“気遣いのズレ”が原因です。
逆に言えば、
・相手の反応を見ながら調整できる
・さりげなく思いやりを添えられる
そんな人のLINEは、年齢を問わず心地よく感じられます。
たとえば、
「忙しいところごめんね、また時間あるとき教えてね」
という一言を添えるだけで、印象はぐっとやわらかくなります。
まとめ|LINEの正解は“相手に合わせること”
「おじさんLINE」「おばさんLINE」と言われると、少しショックかもしれません。
でも、時代や世代によって“普通のLINE”は変わっていくもの。
大切なのは、「若者っぽく振る舞うこと」ではなく、「相手に心地よく伝わること」です。
LINEは“言葉で伝えるメール”ではなく、“テンポで伝える会話”。
だからこそ、ちょっとしたニュアンスの違いが印象を左右します。
・絵文字やスタンプは控えめに
・短文を意識する
・相手のテンションに合わせる
この3つを意識するだけで、あなたのLINEは“世代を超えて心地よいメッセージ”に変わります。
たとえ世代が違っても、思いやりのある言葉はきっと伝わる。
「年齢」よりも「コミュニケーション上手な人」と思われるような、素敵なLINEを心がけていきたいですね。