夜空を見上げるたびに、少しだけ「いつもの月」よりも明るく、大きく輝いているように感じたことはありませんか?
実は、この秋から年明けにかけて、そんな“特別な満月”が続く可能性が高いのです。
過去記事にある、秋の特別な満月「ハーベストムーン」でも軽く触れていますが、2025年10月から2026年1月までの満月が「スーパームーン」になります!
「スーパームーン」は毎年数回はあり、特別珍しいわけではありませんが、4カ月連続というのは珍しい現象です。
そこで今回は「スーパームーン」について深堀りします。
「スーパームーン」とは?
さっきから「スーパームーン」×2と言っているが、「スーパームーン」とは何ぞや?
という方のために、まずは「スーパームーン」について。
「スーパームーン」というのは、月が地球に比較的近づいた状態(=「近地点(ペリジー)」)で満月または新月を迎えたときに、普段よりも少し大きく、明るく見える月のことを指します。
満月または新月が地球に最も近づくタイミングで起こる現象ですが、目に見えるのは満月のみのため、一般的には「満月のスーパームーン」が「スーパームーン」と呼ばれます。
一般に使われる定義としては、「満月がその月の近地点から90%以内の距離で起きる」などの基準があります。
つまり、スーパームーン=ただの満月ではなく、地球と月との距離の関係が特別な時期に起こる満月、というわけです。
このような天文条件が整うと、月が普段より“月が近い”ために、地上から見ると少しだけ膨らんで見えたり、輝きが強まったりするように感じられます。
もちろん、肉眼で「14%大きく」などと正確に感じるのは難しいですが、なんとなく「いつもより月が美しい・印象的だな」と感じることはあるでしょう。
2025年のスーパームーンは、10月7日、11月5日、12月5日。そして2026年1月3日と4か月連続で発生します。
なかでももっとも注目されるスーパームーンは、11月5日(水)の満月です。
この日は、月が年間で最も地球に近づくタイミングと重なり、通常より大きく明るく見える絶好の機会となります。
ただし、「必ず全ての人が“非常に大きく明るく月が見える”と感じる」というわけではありません。
天候・地平線の条件・視覚の環境によって感じ方は変わります。
また、「スーパームーン」の定義にも若干の揺れがあります(90%基準、80%基準など)ので、専門資料によって「該当/非該当」の記述が少し異なることもあります。
しかし、暦的・天文的にはこの期間が「スーパームーンが続く」貴重なタイミングであることには間違いありません。
4か月連続スーパームーンの意味と私たちへのメッセージ
このような連続するスーパームーンの流れには、天体のリズムとともに私たちの生活にも“リセットと豊かさ”のサインが隠されているように感じられます。
例えば・・・
継続と節目のリズム
10月から年明け1月にかけて、4 か月連続のスーパームーンという特別な連続性は、季節が秋から冬へ、そして新しい年へという流れを象徴しています。
秋の夕暮れが長くなり、冬の気配が近づき、年末・年始という節目を迎えるこの時期こそ、月を通して“継続的に変化していく自分”を感じやすい時です。
“受け取りの月”としての機会
スーパームーンは月が近づくことで、視覚的・感覚的にも“輝きが増す”タイミングです。
これは私たちの生活においても、「自分自身の成果を受け取る」「自分をもっと照らしてあげる」機会として捉えることができます。
10月から始まるこの4か月間は、夏に蒔いた種(行動・思い・チャレンジ)が形になる時間とも言え、月の特別な輝きがそれを後押ししてくれそうです。
準備と切り替えの合図
月が“近づく”=“距離が縮まる”という天文的現象は、心の中で言えば「自分との距離を縮める」「内側へ向き合う」タイミングとも重なります。
年末の慌ただしさや冬の静けさを迎える前に、この月たちを「準備」「切り替え」のサインとして活かすのもおすすめです。
たとえば、10月に「今までの振り返り」、11月に「整理」、12月に「受け取り」、1月に「新しいスタート」を意識するという具合です。
スーパームーンを暮らしに取り入れるためのヒント
次に、この4か月連続スーパームーンを日常の中で楽しむための具体的なヒントをまとめます。ゆったりと月を味わう時間にどうぞ。
月を眺める時間をつくる
満月の夜は、スマホ・パソコンから少し離れて、カーテンを開けてベランダや窓辺で月を見上げてみましょう。
月が上る方角や時間をあらかじめチェックしておくと、より感覚的に“月を迎える”気持ちになれます。
“私の4か月プロジェクト”を設定する
10月から1月までの4か月をひとまとまりのサイクルとして捉え、例えば「月に一つ、自分に“受け取り”の質問をする」など、月の満ち欠けと連動させたワークをしてみるのもおすすめです。
自然と調和する活動を取り入れる
秋から冬にかけては、落ち葉や木の実、暖色のインテリアなど自然の移り変わりが身近になります。
月明かりの中で、散歩をしたり、部屋にドライフラワーを飾ったりと、自然を感じる活動を月の夜に取り入れることで、月のエネルギーを暮らしに活かせます。
まとめ
2025年10月から2026年1月にかけて、4か月連続で訪れる可能性のあるスーパームーンは、私たちの暮らしにとって「時の流れを感じる」「自分を見つめる」「自然と調和する」ための素敵な機会です。
月の輝きや“特別感”を過剰に期待しすぎず、「少し特別な夜」という気持ちで楽しむのが、結果的にリラックスにつながります。
暮らしの中で「月=儀式」にしてしまうと負担になりやすいので、「できたら嬉しい」くらいのゆるやかさを保つと良いでしょう。
この秋から冬、そして新年へ向かう4か月。月明かりが照らす夜を、少しだけ立ち止まって眺めてみませんか?
誰かと語らうもよし、自分自身と静かに対話するもよし。
月がそっと背中を押してくれる、そんな夜になりますように。