年々暑くなってくる夏・・・。ご年配の方はもちろん、気を付けていても、若くて体力があっても、室内であっても熱中症のリスクはつきまといます。
しかも、某気象予報士の方がバラエティ番組で、今年は11月近くまで暑さが残りそうなんて話をしておりました。
そこで、今回は今ちょこちょこ話題になっている「スポットクーラー」が実際にどの程度の実力があって、どんな人に向いているのか調べてみました。
「エアコンをつけたいけれど工事ができない」「キッチンやガレージなど一部だけ涼しくしたい」「エアコンの調子が悪いけれど、すぐに修理に来てもらえそうにない」・・・
そんな声から人気が高まっているのがスポットクーラーやポータブル冷房機です。最近はテレビやSNSでも話題になり、「本当に涼しいの?」「電気代は高くない?」と気になっている方も多いはず。
この記事では、スポットクーラー・ポータブルクーラー・冷風機の違いと、それぞれのメリット・デメリット・料金相場を、公正な目線でまとめました。
スポットクーラーとは?
スポットクーラーは、冷風をピンポイントで送る冷房機器です。工場やイベント会場など業務用として長年使われてきましたが、近年は家庭用のコンパクトモデルも増えています。
冷却時に出る熱を排熱ダクトから外へ逃がす仕組みで、涼しさはエアコンに近いレベル。ただし排熱の逃がし方が不十分だと、部屋全体が温まり逆効果になる場合もあります。
料金相場
・家庭用小型モデル:3万円台~5万円台
・高性能・静音タイプ:6万円台~10万円前後
工事不要で持ち運べる点が魅力ですが、業務用に近い性能を求めると価格は高くなります。
メリット
・工事不要で導入できる
・エアコンに近い涼しさ
・移動させて使える
デメリット
・排熱対策が必要
・音が大きめなモデルが多い
・広い空間全体は冷えにくい
ポータブルクーラー
ポータブルクーラーは、スポットクーラーよりも家庭向けにデザインされ、持ち運びやすさや操作性を重視したタイプです。排熱ダクトを窓に固定できるキット付きのモデルもあり、部屋の中でも使いやすい仕様になっています。
料金相場
・ベーシックモデル:4万円前後~6万円台
・高性能・除湿機能付き:7万円~10万円台
メリット
・設置が簡単で工事不要
・冷房・除湿機能が使えるモデルも多い
・キャスター付きで移動がラク
デメリット
・排熱ホースの見た目が気になる場合あり
・長時間使用で電気代がかかる
・音が気になることも
冷風機(スポットファンタイプ)
冷風機は、水や氷を利用して風を冷やすタイプ。エアコンやスポットクーラーのように空気を冷却するのではなく、「涼しく感じる風」を送る家電です。除湿機能はありませんが、乾燥しすぎず体に優しいのが特徴です。
従来タイプは結露水(ドレン水)をためるタンクがあり、定期的な水捨てが必要でしたが、近年は内部で蒸発させて外に排出するノンドレンタイプも登場。これならタンクの水捨て作業が不要です。
料金相場
・通常タイプ:1万円前後~2万円台
・ノンドレンタイプ:2万5千円~4万円前後
メリット
・軽量で持ち運びやすい
・電気代が安い(数十ワット程度)
・ノンドレンタイプなら水捨て不要
デメリット
・室温を下げる力は弱い
・湿度が高いと涼しさを感じにくい
・風が直接当たらないと効果が薄い
選び方のポイント
設置場所
排熱を逃がせる環境か、コンセントの位置はどうかを確認。
使用目的
部屋全体を冷やすならポータブルクーラー、作業中だけ涼しくしたいならスポットクーラーや冷風機。
お手入れのしやすさ
ノンドレンタイプなら水捨ての手間が減る。
予算
初期費用+電気代のバランスで検討。
まとめ
スポットクーラーやポータブルクーラーは、エアコン工事ができない場所や、一時的に涼しくしたい場面でとても便利な選択肢です。
ただし、価格や音、排熱処理などのデメリットもあります。冷風機やノンドレンタイプも含め、自分の使い方や設置環境に合わせて選ぶことが大切です。
「どれが正解」というよりも、ライフスタイルに合う一台を見つけることが、夏を快適に過ごす近道です。