冬の定番アウターといえば、ダウンジャケットやダウンコート。保温性が高く、寒い季節には欠かせないアイテムですが、シーズンが終わる頃に悩むのが「洗濯どうする問題」です。
そろそろダウンの出番は終わりに向かっています。
「クリーニングに出すべき?」「家で洗っても大丈夫?」「自己流で洗ったら失敗しそう…」など、毎年モヤモヤしたままシーズンオフを迎えていませんか?
私は毎年悩みます。特に、年々さまざまなものが高騰していく中で、ダウンを洗う費用を抑えられたらうれしいですよね。
この記事では、そんなお悩みに答えるべく、「ダウンは家で洗えるのか?」をテーマに詳しく解説します。
洗えるダウンと洗えないダウンの違い、家庭洗濯に適した素材や表示、見極めのポイントまでご紹介します。
ダウンは家で洗える?
まず結論からお伝えすると、「すべてのダウンが家で洗えるわけではないが、洗えるものも確実にある」というのが正しい答えです。
特にここ数年は、洗濯機や手洗いに対応した“ウォッシャブルダウン”が数多く登場しており、正しい方法で行えば、家庭でも問題なく洗える製品が増えています。
ただし、どのダウンでも同じように洗えるわけではありません。素材や構造によっては、家庭で洗うことで中綿が偏ったり、表地が傷んだりといったリスクもあるため、しっかりと「見極め」が必要です。
家で洗えるダウンの特徴
家で洗えるかどうかを判断するうえで、まずチェックしておきたいのが以下の3つのポイントです。
1. 洗濯表示タグに「家庭洗濯OK」のマークがあるか
もっとも信頼できる判断基準は、ダウンの内側についている洗濯表示(ケアラベル)です。
「洗濯機マーク(桶に水が入ったアイコン)」「手洗いマーク(桶に手が入ったアイコン)」がある場合は家庭での洗濯が可能です。
洗濯表示を正しく理解していますか?
洗濯表示は昭和の頃とは変わっているのをご存知ですか?
最近しっかり見てないな~という方は、一度確認してみましょう!
一方、「ドライクリーニングのみ」「水洗い不可」などの表記がある場合は、自宅での洗濯は避けるべきです。
無理に洗うと、生地が縮んだり、羽毛が固まってしまう可能性があります。
2. 表地・裏地がナイロンやポリエステルなどの合成繊維
ダウンの表地や裏地が「ナイロン」や「ポリエステル」といった合成繊維の場合、比較的水に強く乾きやすいため、家庭洗濯に向いています。
逆に、ウールやシルク、レザーなどの天然素材が使われているダウンは、水洗いに弱いため注意が必要です。
3. ブランドや商品説明で「ウォッシャブル」と明記されている
ユニクロやワークマン、アウトドアブランド(モンベル・パタゴニアなど)には、「家庭で洗えます」と明記された製品が多く出回っています。
購入時に商品説明タグやオンラインストアの商品情報を確認しておくと安心です。
家で洗わない方がよいダウンの特徴とは?
一方で、以下のようなダウンは、家庭での洗濯には不向きです。状態を損なうリスクがあるため、クリーニングをおすすめします。
高級ダウンやデリケートなブランド製品
カナダグースやモンクレールなど、10万円を超えるような高級ダウンは、素材も羽毛も非常に繊細。
表地には撥水加工や防風加工が施されていることが多く、自宅洗いで風合いが損なわれるリスクがあります。
ファーやレザーが付いているもの
リアルファーや本革素材は、水に濡れることで硬化や変色を引き起こす可能性が高く、家庭洗濯には不向きです。
着脱できるタイプであれば取り外して洗えることもありますが、判断に迷う場合はクリーニング一択です。
中綿が偏りやすい構造のもの
ダウンの中綿は非常に軽いため、洗濯時の水圧や脱水によって偏ってしまうことがあります。
特にダウン量が多く、ステッチの少ないタイプ(バルキーな構造のもの)は、家庭洗濯後に復元が難しくなる場合があります。
家庭洗濯とクリーニングのメリット・デメリット
| 家庭洗濯 | クリーニング | |
|---|---|---|
| コスト | ◎ 安く済む(洗剤代+水道代) |
△ 1着2,000円〜10,000円以上の場合も |
| 手軽さ | △ 洗い方にコツが必要 |
◎ 任せるだけでOK |
| 仕上がり | △ 自分次第でムラが出る |
◎ ふっくらプロ仕上げ |
| 安心感 | △ 失敗のリスクもある |
◎ 品質保証あり |
家で洗えるダウンなら、コストパフォーマンス的には家庭洗濯が有利。
ただし、普段の洗濯よりも手間はかかります。
慣れないうちは仕上がりに差が出ることもあるため、「練習がてら手頃なダウンで試してみる」のも一つの方法です。
宅配クリーニングという便利な選択肢
最近では「宅配クリーニング」の人気も高まっています。
自宅で申し込んで、自宅で受け取るだけ。重くてかさばるダウンも、手間なくプロに任せられるため、多忙な人には特におすすめです。
ダウン専用コースを用意している業者もあり、羽毛をふんわり仕上げる乾燥技術や抗菌加工などのサービスも選べます。
まとめ:ダウンは「洗える」時代。でも慎重に見極めを
かつては「ダウン=クリーニング一択」という時代もありましたが、現在では家庭でのケアも十分可能です。
とはいえ、やみくもに洗うのはNG。必ず「洗濯表示」「素材」「ブランドの洗濯ポリシー」を確認し、自宅洗いとクリーニングをうまく使い分けることが、ダウンを長持ちさせるポイントです。
自分のライフスタイルやダウンの価値に合わせて、賢くケアを選びましょう。
